世界で1番野球を楽しむ!クラウングループの挑戦!

クラウングループ・JBS新潟代表/新潟クラウン監督 江藤の個人的なブログです。

クラウンは弱い!?強い!?

今日はクラウンの実態についてお話しさせて下さい。

 

最近いろーんな噂が耳に入ってきます。(笑)

弱いとか、いやいやなかなかやるよとか!

実際のところ、どうなんでしょうか?

 

そもそも、【強い】【弱い】の定義とはなんでしょうか。

試合に勝つから強い?負けるから弱い?

とりあえず一先ずそれを定義にして話していこうと思います。

 

結論から言わせてもらうとクラウンは【弱い】です。

何故か。まず軟式なのにゴロ打ちをやらない。バントをやらない。

じゃあガンガン打つの?いえ、練習でも大会でも木製バットを使ってもらっています。

もちろん大人から出るサインや指示はありません。選手たちが考えてやっています。

 

他のチームと違うのは、圧倒的ハンデを背負わせています。

さらに大人も指示を出さないただの置物と化しています。(笑)

 

練習時間も他のチームの半分も無いかと思います。

基本的に全体練習は土日のみで1日4時間。

 

しかも全員集まることはなかなかありません。

クラウンのエースはバレー部のエースでもあり、キャプテン。忙しいんです。

勉強も頑張ってますよ!今日塾なので休みます!テスト前なので休みます!当たり前です。

 

試合で勝てる要素ってなかなか無いんですよね、クラウンは。

 

でも、それで良いんです。野球をすることで何かご犠牲になるなんてことがあってはならない。私はそう考えています。

 

甘々過保護野球!なんて言われることもあるかと思います。気持ちはわかります。高校野球をしていた頃の私からすれば、考えられないような形で野球をやっています。

 

でも、私はこれが1番厳しいと思っているんですよ。

何故ならこんなに自由に放任にやらせて、選手たちには勝て!と言っていますからね。

野球のルールは勝ちを目指すことという文言が入っていますから。

どうやって勝つの?って話になるんですよ。

でも選手たちは分かってます。

みんながそれぞれ活躍すれば勝てると。

野球の原点を突き詰めています。打つこと、遠くに飛ばすこと、速い打球を打つこと。

アウトにすること、選手の持ってる最高の球を投げること。

 

私は大人や道具の力を借りずとも勝てる選手たちを育てて行きたいと考えています。

要は弱者の野球を中学生のうちに極めて欲しくない。王者の野球をやって欲しい。

全てにおいて【圧倒的】な野球を身につけさせたいと考えています。

 

あと、これは少し過激な言い方なのですが、正直勝てるチームじゃないからクラウンには入らないっていうのは本当に正解です。

それって他人の力で勝ちたい選手だったり、周りのスゴイ選手の中に居る自分(子供)ってのにステータスを感じているんですよね。

あと可能性としては選手を育成できないと思われているということもありますね。

そこは否定させて下さい。(笑)

頑張り屋さんが多いので120キロ投げるピッチャーも居ますし、軟式を木製で柵越えする選手もいますよ!

高校から話が来てる選手も既に何人かいます。

 

そんな感じなので、俺がこのザコチームを勝たせてやるよ!って選手の方がうちには合うかも知れませんね!(笑)

 

今日はこの辺で。また宜しくお願い致します。

 

※あ、バントや転がしは本当の強豪には通じませんよ。弱い相手やそこそこの相手にそれをやって相手のエラーや四球で大量点をとってホクホク顔で喜ぶチームって本当の意味で強いのか?という疑問だけ置いていきます。