世界で1番野球を楽しむ!クラウングループの挑戦!

クラウングループ・JBS新潟代表/新潟クラウン監督 江藤の個人的なブログです。

野球選手の未来

お疲れ様です。

県大会も終わり、また新たなステージに向けて動き始めたクラウングループです。

 

この時期は比較的自分と向き合う時間が多く、さらなるレベルアップに繋がっていくものだと思っています。

 

そして私自身も、野球大会に出たり、まだまだ現役選手として活動していくのもこの時期です。

ピッチャーなので球速はどんどん落ちてきますが、年々打たれなくなってきています。

上手くなる余地はまだあるということですね。

 

こんな時期だからこそ、改めて考えて行きたい問題があります。

 

敢えてどの方面にも配慮しない言葉で言わせてもらうと

【野球の未来…頭悪いヤツは野球ができなくなる】

ということです。

どういうことかと言いますと…

やはり昨今の野球界(スポーツ界)では暴力問題、ハラスメント、虐待、死亡事故などとんでもないことが起き続けているわけです。

こんなことが自分の身に降りかかるなら野球なんか絶対しない方がいい!絶対に!

本当にそうで、現に私は野球人口を無闇矢鱈に増やすのは反対です。だって上で書いたことが実際に起きる可能性があるから。

 

基本的には上で書いたことは想像力と言語化能力があれば起きないことなんですよね。

そう、暴力やハラスメントは基本的に想像力がなかったり、自分の考えを言語化出来ない人間がやってしまうことなんです。

そういう頭脳を持ち合わせていない、というか。

そんな人間が指導する側に立ってるというのも可笑しな話なんですが…。

そんな人間が野球の指導者をやっているなんて、野球界はやはりバカなのか?

という話になるのですが、実はそれは違うんです。

野球してない時は優しくて真面目で面白くて、という人が指導者であったりリーダーに多いように感じています。

何故か野球になった瞬間に人が変わってしまうというか…

そういうパターンが多いように感じます。

 

また、野球は歴史が長すぎて虐待と思われていないものも中にはあると思っています。

例えば、練習終わりの長時間ミーティング。

短くて30分、長いと2時間3時間かかるチームもあると聞いたことがあります。

途中で選手も倒れるとか。

…練習で体ヘトヘトで頭に入ってくることって何でしょうか。

ただでさえ長い野球の練習で疲労を溜めている中で終わってから長時間ミーティング…これって野球以外のことに支障きたしますよね。虐待です。

 

あとは食トレですね。

栄養価など何も考えず米ばかり無理矢理食べさせて炭水化物過多。待ち受ける未来は過食か拒食か糖尿病。これも間接的な虐待です。

 

散々野球界の問題を羅列してきましたが、如何でしょうか。

そんなことないとか、そこまで言ったら野球が出来ないとか、そんな意見も多々あるかとは思います。

でも、そんなことまでして野球しなくて良いんです。もっと言えば、上手くなる方法なんていくらでもありますし、勉強すればわかることですから。

 

野球の歴史を振り返ると、そういったハラスメントや虐待が当たり前の指導者(当時はそんな概念が無く、良しとされていた)が野球を子供達に教えると、その子供達が大人になって野球を教える立場になったとき、習ってきた野球しか教えられない。そんなことがもう何十年と繰り返されてきました。

勿論、私も「そんな野球」の教え子の1人です。そうやって繰り返される歴史の中で暴力が問題となり、ハラスメントが問題となり、虐待が問題となり、死亡事故なども揉み消すことが出来なくなり、それまでの野球を良しとしなくなった現代において。

 

断言します。

頭を使えない、言語化できない指導者、野球選手はこれからどんどん淘汰されて行きます。

 

選手同士で暴力やイジメの問題もよく耳にします。これも同じです。そんな野球を教えられてきたから同じようにしかできない。何か気に食わないことがあると手が出る、足が出る。

つまりそんなことが起こっている学校では指導者側がそういう指導をしている可能性が非常に高い。

 

自分の感情や気持ちを言語化できないから暴力問題が起きます。これは大人も子供も同じです。

どうやって伝えるかを考えましょう。

野球モードになった瞬間に豹変するのも辞めましょう。

俯瞰的に見たとき、物凄く不気味です。

 

【馬鹿は野球できなくなる】

自戒を込めて書かせて頂きました。

 

 

 

 

 

初の県大会!

お疲れ様です。

皆様に応援して頂いたクラウン初の県大会ですが、1回戦5-1で敗退致しました!

負けに不思議な負け無し!ということで、まあそりゃ負けるわな、みたいな試合をしてくれました!

練習しましょう!次の目標は新潟県クラブ選手権!

全員レベルアップして行きましょう!

バッティングは県でもまあまあやれた!もう少しで鳥屋野でホームランでしたよ!ワン直!

中学生で木製で軟式であれだけ飛ばすのもなかなか大変ですからね!

さぁ、ここからさらに良い練習をして行きましょう!

俺もノックもっと上手くなります!!

負けたけれども、満ち溢れてる!

これが、勝ち負けを追求しないチームの良さですね!

負けて燃え尽きて終わり、ではないということ。

3年生はここからもっと上手くなりますよ!

楽しみですね〜😄!

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また、応援宜しくお願い致します!

新潟市ブロック予選優勝!

お疲れ様です。

4月下旬から行われた第四北越銀行杯の予選、新潟クラウンは創設3年で悲願の初優勝を達成しました。

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ここまで、色んな方に色んなことを言われてきました。

今日の今日まで、です。ホントに色々。

悔しかったし、腹も立ちました。

まあでもそんなことこれからも沢山言われるかと思います。私に言ったり、勝手に影で言う分には良いです。別に勝手にどうぞって感じですね。

ただ選手達に直接そういうことを言うなら私は容赦しませんので、それを分かった上で難癖つけて下さいね!(笑)

まあ今日も寄せ集めだとか、以前は選抜チームだとか色々言われてきてるんですよ。

でもうちの子達はそんなことないんですよ。

小学校の時にピッチャーを首になってる選手も大会でどんどん投げてるし、入ったばかりの頃はまともに目を見て話すこともできない、声も出せない、バットにも当たらない選手が今日の会場で1番デカい当たりを打ってるし、本当に頑張った子達ばかりなんですよ。

しかもそこに、全体練習は土日祝のみで1日最大4時間!サイン無し!木製バット!投手球数最大80球!なんてハンデまで私に背負わされている訳です。

今の新チームでの最初のジャンボドームカップはボコボコの2敗で35チーム中30位みたいなところがスタートです。

去年の秋は大会ベスト4のところでノーヒットノーランコールド負けです。

そこから優勝したんです。認めてやって下さいよ!

 

それ以上にクラウンにご理解いただいて応援して下さる方が沢山いらっしゃいます。

本当に有難う御座います。

感謝してもしきれません。

 

今回の優勝は、1年生が会場にいてくれたこと。

保護者の方のサポートがあったこと。

2.3年生が最高に野球を楽しんでくれたこと。

そして現在高1のアイツらが右も左も分からない所からクラウンの野球を形にしてくれて、それを伝承してくれたこと。

 

本当にありがたい。

皆様有難うございました。まだまだ彼らの挑戦は続きます!世界一野球を楽しむ!!

 

 

間違ってました。

指導者という言葉が嫌いで、そうはなりたくなかった自分が居ました。

でもいつの間にか、指導者になってました。

自分は監督という立場があり、ジュニアバッティングスクール新潟のコーチという立場があり、世間一般でいう指導者のカテゴリに属する人間です。

でも自分はそんなに出来た人間では無いし、上から物を言えるような人間では無いはずなんです。

学も無いし、野球も上手くは無い。

 

野球スクールでのコーチを始めたばかりの時は技術指導なんか出来なかったけど、子供は上手くなってた。「あんなに野球を楽しそうにやる我が子は初めて見ました」なんて声も頂いたこともあります。

その時、自分は指導者だなんて思っておらず、少し子供達より野球の経験が豊富な歳の近い、一緒に練習するパートナーだと思っていました。

 

自分の在り方、存在は本来そうあるべきなんです。

自分は指導者である、というのは烏滸がましい考え方だと思っていたはずなのに…

最近の自分は指導者としての立ち居振る舞いだったなと反省しております。

 

指摘するよりアドバイスの方が建設的で、誰も嫌な気持ちにならなくて、何故出来ないかを一緒に考える方が信頼関係も生まれて、選手も私に質問しやすい環境が作れたはずで、勿論私はそうしていくべきはずなのに「選手自身が考えてくれよ」と言いながら、これは裏を返せば自分への甘さであると痛感しています。

 

皆本来もっと活躍出来たんじゃないか、本当はもっと勝てていたんじゃないか、そんな後悔を今抱えています。

 

過去は変えられません。今と未来に目を向けてやって行かなけれいけません。

 

俺はまだまだ自分に甘い。

監督という立場でありながらも、指導者という偉そうなものではなく選手に寄り添うパートナーであるべき。

頑張ります。

シーズン開幕!

お疲れ様です。

新年度になり、いよいよ私たちもシーズンインです!

なかなか外に出られず、苦しい時期を過ごしましたが、ここまででOP戦を30イニング程消化することができました。

本当に有難う御座います。

良い結果も悪い結果も沢山出してくれます。

2、3年生の状態はかなり上向きだと感じています。

1年生も当然同じようにOP戦に出てもらっています。

まだまだバットを振ることが難しいようです。

追い込まれるとどうしても「振らなきゃ」の意識が強く働いてしまい、力の無いスイングをしてしまうことが多々あります。

でも、どの年も皆そうでした。みんな最初は振れませんでした。

今、一年生に求めているのは

【見逃し三振してもいいから、打てると思ったボールを思い切り振ること】

を求めて、実践してもらっています。

上級生のボールはなかなか当たりません。

ですが、ここにチャレンジする姿勢は持ち続けて欲しいです。

見逃し三振でも、ヒットが打てなくても、このチャレンジができれば素晴らしい選手になれます!

頑張って行きましょう!!

ベストコーチングアワード2021

お疲れ様です。

本日スポーツメディカルコンプライアンス協会様による【ベストコーチングアワード2021】(https://smca.jp/bca2021/)の表彰がありました。

新潟クラウンは昨年のシングルスター受賞から躍進しまして、今年度はトリプルスターを頂くことができました。

トリプルスターを受賞したのは新潟県では私達だけです。

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本当に優秀なスタッフと、ご理解ご協力を頂いている保護者様・関係者の皆様のお陰です。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

新潟県では現在色んな動きがあります。

新しいチームが立ち上がったり、合併する動きがあったりしています。現に私達が活動する新潟県の中学軟式野球界にもクラブが多く立ち上がったりしています。

何が正解かはわかりません。

ただ明確になってきているのはどうしようもない指導者のいるチームは淘汰されて来ているということです。

この流れは全国的にも止められない時代になりました。

 

FacebookTwitterで何度も言っていますが、私たちの活動が全て正しいとは言いませんし、思ってもいません。ただの緩いチームだと思われている節もあるかと思います。

ですが、私たちは選手に怪我だけはさせません。

野球をすることで何か(勉強・友達・家族など)を犠牲にすることも絶対にしません。

私達の中では至極当たり前のことです。ですが、新潟県全体で見ると当たり前のことではありません、というのが現状です。

怪我をしてでも、投げられなくなってでも、振れなくなってでも、走れなくなってでも「今」に全力を注ぎ込みたい選手であれば、それで良いかと思います。

でもそれを決めるのは選手本人であり、チームの大人が決めるものではありません(本音を言えば選手が決めて良いことでもありません)。

 

私達クラウングループは

・痛いを言える環境

・痛いに気づく観察眼

・痛くなる前に止める勇気

これらを大事にしています。

子供達というのは、目の前の事に一生懸命取り組みます。

それを大人が逆手に取ることで「試合に使われなくなるのでは…?」とか「監督コーチの評価が下がるのでは…?」とか「怒られるのでは…?」などそう言ったことを思わせてしまっている現状がまだまだ野球界にはあります。

そんなことを私達は絶対させません。

 

私の個人的な考えですが

選手の野球生命を削ってまで頑張る野球は、保護者の管理下にあるうちは存在しない。

と考えています。

 

我が子に怪我して欲しい保護者がどこに居ますか?

怪我で野球を諦めることになった我が子を見て平気で居られる保護者がどこに居ますか?

さっきも書きましたが子供達は目の前のことに一生懸命取り組みます。

それをオーバーワークになる前に止めてあげられるのは私達の重大な役割じゃないですか?

 

また、「怪我をするまで頑張った我が子・野球を諦めることになった我が子」に対しては、「よく頑張ったね。そこまで努力できるのは素晴らしい。」とお子さんを励ましたり、自分の中で昇華するしか無いじゃないですか。

そんな悲しいことってありませんよ。

 

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【最後に、このブログ記事を読んでくれているすべての小中学生球児へ】

 

最初に厳しいことを言わせてもらいます。

 

君たちの中で、【自分】で稼いだお金でユニフォームや道具を買い、【自分】の足で球場まで行き、【自分】が用意したお弁当や飲み物、着替えを持って練習している選手が居ますか?

 

居ませんよね。ここに書かれている【自分】はほとんどが【保護者】に変わると思います。

 

君達は野球をやらせて貰っている立場になります。ですから、君達の身勝手なワガママというのは当然通じない訳です。

これはどこのチームでも言われていると思います。でも、そんなことは皆さんよく分かっていると思います。

 

私が言いたいのは、怪我をするまで野球をやり込む権利も君たちには無いよ、ということです。

 

君達は、このコロナ禍の中、一生懸命自分の意思で、頭を使って考えて、野球が上手くなりたい一心で練習に取り組んでいると思います。

 

ですが、頑張りすぎるあまり、怪我をしてしまい野球が出来なくなることも当然あります。

野球が出来ないと皆落ち込んじゃいますよね。焦りますよね。苦しいですよね。

 

保護者の方も同じ思いです。そんな思いをさせて良いのでしょうか?

 

自分の為だけに野球をするのはまだ君達には早すぎる。

 

野球をやってる時の君たちの楽しそうな顔、真剣な眼差し、喜ぶ顔、悔しい涙。そうした経験をする事で成長していく君達の姿を保護者の方達はずっと見て行きたいハズです。

 

自分の為、保護者の為にもどうか、自分の身体を守って下さい。大事にして下さい。

 

もし、怪我をしてしまって、苦しくて、我慢して野球をやってる選手がいたら…

そのときはクラウンに遊びに来てください。

身体を大事にして、治ったら一緒に思いっきり野球をしましょう!私たちは君たちに怪我なんか絶対にさせません。

 

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長々と書きました。最後まで目を通して頂き有難うございました。

こんな機会じゃないとなかなか本音は書ききれないかもしれません。

私が作った野球チーム。新潟クラウン・県央クラウン。これからも選手に寄り添ったチーム新潟県でNo. 1としての誇りを胸に突き進んで行きます。

 

 

 

SNS投稿を見て再確認。クラウングループとは?

お疲れ様です。
大雪ですね!snsを見ていると雪国の各チームはやはり筋トレを頑張っているようです。
ハンデありますからね、どんどんやるべきです。
しかしながら、やはり危惧されることもあります。


選手のトレーニングのフォーム、大丈夫ですか??


僕なんか全くトレーニングのことなんかわからないですけど、素人目に見ても非常にまずいフォームの選手がSNSに映り込んでたりします。
それも補助を入れるわけでも無く淡々と進んで行くんですよね。


目的はなんですか?体力作り?筋肥大?根性?
各チームいろいろありますが、ここも非常にデリケートな部分でそういったまずいフォームの選手達の怪我を誘発させますよ。


大袈裟かも知れませんが野球する選手を消して行ってますよね。
知識を持った方にしっかりお任せすべきだと思いますよ。

 

 

話は変わりますがクラウングループでも体験選手が増加しています。


クラウングループの体験会は「どんどんうちに来なさい」というスタンスではありません。「色んなチームに行って沢山の選手・指導者に会ってきてください」というスタンスです。


ただ漠然と参加する選手は少ないと思いますが、人数、練習メニュー、先輩達・指導者の人柄なんかはチェックされると思います。


ただ、皆さんがチームを選んで行く上でどうしてもチェックして欲しい部分が1つだけあります。
「怪我人・故障者」です。
・どんな体格の選手が
・何人
・どこを
怪我しているのかチェックできると1番良いですが、それも難しいと思うので、練習に参加できてない選手はどれぐらいいるのかな?程度で良いのでチェックできると良いと思います。

 

クラウングループは「痛くなりそうなら止めよう」と伝えてあります。痛くなる前の違和感の段階で、指導者に伝えやすい環境を整えています。
お陰様で発足3年、基本的にずっと怪我人0です。
練習に参加できない選手はいません。
=沢山の選手が試合に出ています。

 

私たちは徹底的に選手を怪我から守ります。
選手の未来を削ってまでやる野球なんてこの世に存在してはいけないと個人的には思っています。

 

そういう野球をやりたい選手が居て、そういう野球をやらせたいチームがあるのが現実です。
そこがマッチングしているのであればそれを否定はしません。

 

正直言わせてもらいますが
本当の意味で選手の未来を守るチーム
本当の意味で厳しいチーム
本当の意味で楽しいチーム
本当の意味で上手くなるチーム

新潟県では申し訳無いですがクラウングループしかありません。

だからこそ色んなチームに行って欲しい。色んな選手・指導者に会って欲しい。色んな練習をして欲しい。色んな学びをして欲しい。

 

その上でクラウングループが進路選択の1つになれれば幸いです。